季節の香り

食材の買い出しに駅前のスーパーまで歩いて出かける。
まだ時折風の強い日があるが、ようやく春らしくなり日中の日差しは暖かい。
スーパーの入り口から最も近い売り場は果物売り場だ。
普段ならそのすぐ先の野菜売り場に直行となるが、この時期はイチゴの香りが手招きをする。
これにはどうにも抗し難く、一つを買い物かごに入れる。
先日は"あまおう"だった。
今日は"とちおとめ"。
とても美味しく頂いた。

食材の買い出しに駅前のスーパーまで歩いて出かける。
まだ時折風の強い日があるが、ようやく春らしくなり日中の日差しは暖かい。
スーパーの入り口から最も近い売り場は果物売り場だ。
普段ならそのすぐ先の野菜売り場に直行となるが、この時期はイチゴの香りが手招きをする。
これにはどうにも抗し難く、一つを買い物かごに入れる。
先日は"あまおう"だった。
今日は"とちおとめ"。
とても美味しく頂いた。

自宅で仕事をする間はradikoでFMを聴いている。
聴く方に集中してしまわないように、ボリュームを下げ気味にして流し聴き。
そんな中で小沢健二の曲が立て続けに掛かるようになった。
彼の曲は普段はまず掛かることがないのに。
立て続けに流れたとしたらこれは彼が日本に来て何かをするのであろうと即座に思った。案の定、今年も展覧会だかコンサートだかが企画されていたらしい。
一昨年の全国ツアーの時もそうだった。
メディアと拒絶し過去の彼自身をも封印している"現在の"彼なのに。
それでもメディアは彼を取り上げる。
それも決まって"過去の"彼を持ち出して来る。
今、過去の彼の曲が立て続けに流れると、どうにも違和感だけが真っ先に頭に浮かんでしまう。残念ながら。
オザケンと呼ばれていた頃の曲は嫌いじゃないので余計にね。
個人事業主となると会計も自分で行わなくてはならない。
商品の販売がある訳ではないが、それでも経費の計算等は必ず発生してしまう。
これがなかなか難しい。
今日は午前中、地域の青色申告会に入って会計ソフトを用いて入力の方法を教えてもらったのだけれど、全くの初心者だから教わっているときにはひたすらその通りに操作することだけになってしまう。
自宅に戻って一通り入力してみてから、初めて疑問が出て来る。
しかしその疑問を解決したいと思った頃には青色申告会は終わってしまっている。
結局、その疑問を解決出来るのは翌週までのお預けと言うことになる。
2ヶ月分くらいなら1日使えば入力も出来るだろうけれど、何となくスッキリしないし、その為に1日消費してしまうことがとても勿体ない。
覚えるまでしばらくの我慢か。
震災から一年が経って。
黙祷の時間に頭に浮かぶ。
去年のあの日の自分。
去年のあの日からの自分。
大きく変わってしまったはずなのに。
ほとんど進んでいない様な気がして。
それでも時間は流れていく。
それでももがいていく。
流れに身を任せるにはまだ早い。

もう既に年の瀬も迫る頃になってようやくストーブを用意した。
今年仕舞う頃にそろそろ芯は交換時期とは思っていたが、やはりその通りで、灯油を用意してから慌てて芯を手配する始末。
今時のガラス繊維ではなく綿なので、定期的な芯交換は欠かせない。
一通り汚れを落としてからセットし直して芯に灯油がしみ込むのを待ってから点火させるまでに1時間以上はかかる。
そんな案配なので、アラジンストーブが居間に登場するのは寒くなるからではなく、青い炎が見たくなる気分になってからになる。
結局年末の休みに入ってからという訳。
さて、2011年もそろそろ終わり。
年内最後の更新を良くありがちな今年を振り返るなどして締めてみようと思う。
芝生
もはや手入れを放棄したも同然の状態になってしまった。
5月に草むしりをしたのが最後。
こうなっては一度すべてを焼いてしまった方が次に進めやすいと思うのだけれど、うっかり隣りに延焼すると危険なのでそれは出来ない。
雑草焼きのバーナーをどこかレンタルしてくれるところなどないだろうか。
クルマ
318iを手放した。
うちにきてから3年9ヶ月。大変優等生なクルマだったと思う。
ボンネットも数回しかあけず、最低限の消耗品をかえる位。
そのまま乗り続ける道こそ、もっとも堅実な方向とは思うものの...
この周期的にやって来る"なにか"にはどうやっても抗えないのです。
映画
新作は結局「コクリコ坂から」だけであった。
もう一度見に行こうと思いながらも結局そのまま。なんだかそういうのが多いな。
スイス
今年も無事行く事が出来た。
工具も欲しいものはいくつか手に入ったし、なにより現地の友人のクルマで私が'98年に初めて研修を受けたレマニア・ブレゲの前に再び訪れる事が出来たのが最大のイベントであった。
すでに当時のレマニア・ブレゲではなくなってしまったが、それでも研修の際に出入りした通用口の前で写真を撮ってもらった時には感慨深いものがあった。
しかし疲れがたまっていたせいか、現地で風邪気味になり同行した友人達には迷惑をかけてしまった。
来年もまた行けたら良いと思う。
仕事
ある程度の年齢ともなれば、部下が出来、ある程度の責任と判断が求められる様になる。
これは当然である。
しかし一方で、自分の中でのもう一つの可能性への道がほぼ同時期にはっきりと具体的に見えてきた。
そして12月、今の会社を辞して独立する事を決めた。
母親より「やっぱり父さんの子だね」と言われた。
スタートは来年2月。
震災
先日、暖房の効かない会社の寒さに、ふと3/11に帰宅せずに徹夜したことが頭によぎった。
あの日から全てが変わった。
しかし、変わってからの進む道が未だにはっきりしない、そんな雰囲気。
それでもあと少しで2012年。
皆様良いお年をお迎えください。

水曜
今日は休みを取って午前中に用事を済ませ、お昼過ぎに友人の整骨院で針治療。
前回の治療から一ヶ月以上。もうそろそろ首のあたりが厳しくなってきた。
治療がすむとだいぶ楽になる。もう定期的にこういった事をしないといけないのだと思う。
治療の後は友人とラーメン屋。
地元周辺に昔からあるチェーン店で、それこそ自分で最後に食べに来たのはいつだったかすら思い出せない程の久しぶり。
味、姿形、極めてオーソドックスなラーメン。
美味しいとは言わないが丁度良い味。
ラーメン屋で食べ過ぎたので夜は軽く済ませる。
そしてやらねばならない仕事を少々。
ああ、折角針打ってもらったと言うのに。
レンタカーを借りる必要になった。
この瞬間、これは以前借り損ねたiQを借りてみるチャンスだと思い浮かんだ。
実は以前、友人と2人でレンタカーに出たばかりのiQで東北方面への日帰り旅行に行こうということになって、予約まではしたものの、参加者が3人になったので大事を取ってキャンセルした事があった。
そんなわけで私自身iQを運転するのは初めてである。
当日トヨタレンタカーに向かうと、借りる予定のシルバーのiQはフロントをこちらに見せてが奥に止まっていた。
遠目に見ると、最近の彫りの深い顔つきはなかなかによく見える。
キーを借り、早速ドアを開けて乗り込むと、目に入ったのがメーターパネル上部に張り付いている妙な板。
「なんだこりゃ」
大型のスピードメーターと小さなタコメーターを納めるメータークラスターは非対称だからなおさらおかしく見える。
湯船につかるオヤジの頭にのっかる手ぬぐいか、うっかり八兵衛のずきんである。
笑いそうなのを押し殺してシートを調整しつつ車内をぐるりと見渡す。
インパネ中央上部にカーナビの画面。
その下にエアアウトレット。
そこから下に向かって縦に3つ空調調整ダイヤルが並ぶ。
ダイヤルのデザイン、感触はとても良い。
インパネからフロントガラス面までの奥行きが結構ある。
NewMINIもガラスまでの距離はあった方だが、メリハリあるデザインのお陰かそれほど変な印象は受けなかった。しかしiQは単純にほぼ平らなので無駄に広く感じてしまう。
その"無駄な"部分とドア内張りは微妙なえんじ色のプラ一体整形である。
色味に加えて細かい横筋模様が相まってなんとも非常に安っぽい。
いっそプラスチックである事を隠さないデザインにすれば良いと常々思うのだけれど、グレードによってはプレミアム・コンパクトである事が求められるのでこうなったのかもしれない。
まあ、明らかに失敗だ。
慣れないスタッガードゲートタイプのシフトを操作しDを選択、アクセルを踏み込み走らせる。
ところが思ったようにクルマが進んでいかない。
アクセルの踏み込みが甘いのかとさらに踏み込んでいくと、遅れたころにクルマがついてくる。明らかに低速でのトルクが薄い。
さらに、踏み込みはじめからあるところまでハンドルに嫌な振動が伝わって来る。
タコメーターを見ると丁度1,000rpmから1,800rpmあたりで振動する。
これは低速でも高速でも変わらない。
しかも通常Dレンジだとシフトアップはちょうど1,800rpmあたりで行われるので、停止からアクセルを踏むと、もっさりした加速とハンドルの微振動を両方気にしなくてはならない。
FFだからエンジン、駆動系の振動がハンドルに伝わりやすいとは言え、これは大きなマイナスであろう。
ATはシフトアップの具合がわかる位で、普通のトルクコンバータかと思ったが、実はCVTだそう。
自分の中のCVTというのはエンジン回転だけが先に上がってからその後全く回転に変化なく車速だけが変化するというイメージだったが、それはすでに過去のもののようだ。
アクセルオフにすると最終的にクラッチオフになる際の感触がハッキリ現れる点がCVTらしいところか。そしてその感触はあまり良くない。
シフトレバーを右に倒すとSモードになる。
こうするとシフトアップは2,000rpm強で行われるので振動に関しては全く気にならなくなる。
加速時の重ったるさも皆無になる。Dレンジはエコラン用の特殊ポジションといったところだと思う。
ブレーキは踏み始めはフニャフニャ、あるところから急にガッと効き始める日本車によく見られるタイプ。
シートは見た目平坦ながらもまあまあ良いと思う。ただし個人的にハイバックシートというのは好きじゃないのだけれど。
ハンドルの重さは車体に似合わぬしっかりとしたもので、速度を上げても全く不安がない。
サスペンションは比較的固めなのは幅はあるのにホイールベースが短いというiQでは仕方がないのかもしれないが、荒れたアスファルトを低速で走るのはiQには厳しい。ある速度での体に伝える細かい振動はちょっと他では体験出来ない程だと思う。
これで首都高を走ったらどういった印象になるのだろうか。ちょっと興味がある。
流れの良い国道を走らせていると、周囲のクルマとの目線の違いに気がついた。
iQはコンパクトだという先入観から、ドライバーの目線もヴィッツ辺りと同じかとおもったのだけれど、実はもう少し高い。
何となくぐるりと車内を見回すと、やはり車幅があるだけに横方向だけはやたらとゆとりがある。
ところが停車するたびにルームミラーには後続車が迫ってきていてドライバーには心理的な圧迫感がある。前後長が短い弊害であろう。
どうにも室内のバランスが悪い。トラクターヘッドに"デカい"ミニバンを半分にぶった切って乗っけた様なバランスの悪さ。
頭上の空間だけやたらと確保されて"これだけゆとりがあります"と言う軽にも似ている。
さて、iQを返して、フロントに比べてあっさりしているリアを眺めながら、どんな人がiQを選ぶのだろうかと考える。
最小サイズで最大効率を備えたミニマムとランスポーテーションとして?
いや、どうもしっくり来ない。
トヨタのサイトでは"こだわりのある好きな人が乗る車です"と言う。
それよりも
"こだわりはあるけれど、それを表に出せない人が乗る車"
じゃないかと思ったりして。
それにしてもiQは中途半端。
幸いな事は2時間主要国道を走らせてもiQとすれ違ったのはたったの一度。
見渡せば周りも皆同じ、と言ったプリウスのような事にはまずならないだろう。
今や全く本を読まない私にも中学から高校にかけて本を読んだ時期があった。
その中でも過去に遡り、新刊を心待ちにした作家は北杜夫だけだった。
実家に数冊の氏の文庫があり、その中から夏休みの読書にと「どくとるマンボウ航海記」を手に取ったのが最初だと思う。(カバーの船医時代の写真のなんと若く好青年に見えたか!)
初期には純文学も書かれていたが、リアルタイムでの新刊と言えばエッセイであった。
残念ながら遠藤周作氏との奇妙な対決時代とか、躁病による株での博打時代とかも終わった頃だったけれど、肩の力の抜けた、飾らない文章が好きだった。
たしか自分が死ぬまでに3つの大作を書きたいと言われていたけれど(純文学と童話となんだったかな?)果たされたのだろうか。
氏の本を最後に買ったのはいつだろうかと忘れてしまった位、名前を聞く事も無くなっていたが、やはり寂しい気持ちになった。
この拙いブログのネーミングは氏の'61年「あくびノオト」から拝借したもの。
ユーモアをこよなく愛されたどくとるマンボウ氏のご冥福を。
上野駅の地上ホームで特急を待つ。
ここからの眺めは格別である。
まずは上から下がる乗車口案内札を確認する。
昔は無数の札が下がっていたものだが、いまでは申し訳程度だ。
暗がりのホームに入線する特急を確認し、目的の座席へと滑り込む。
やがて特急は発車し、最初の勾配を登っていく。
石積みの壁は些か苔生してはいるが、華やかなりし頃と変わらない。
やがて日暮里駅を横目に見つつ通過していく。
山手から見る日暮里駅とは別の景色に見えるのも昔から不思議だった。
車両は国鉄時代のもので、座席こそ新しくなってはいるが雰囲気はそのままだ。
オルゴールの鉄道唱歌と車掌の車内放送が聴こえてきそうだ。
停車駅と到着時刻を一つずつ。
かつての急行では延々続くのではと思わせた。
しかしSuicaの時代になっても車内検札は変わらない。車掌の服装が軽装になったくらいか。
線路と道路を仕切るのは低い柵。
駅に近くなると建物が増え始めるが、離れると田んぼが目立つようになる。
熊谷を過ぎ、高崎の辺りまで、線路沿いの風景の雰囲気は変わらないように思えた。
高崎駅に近くなると機関車がたくさん留置してある場所をつい探してしまう。
その機関車も随分様変わり。
奥に"ムーミン"EF55が見えたが、もう動かせないと言われる個体が屋根も無いところに留め置かれているのが気になった。
目的地に到着、用件は無事に済み、帰りは時間の都合で新幹線。
日曜午後のMaxときの自由席はほぼ満員。
2階の片側3列シートの真ん中にようやく潜り込んだが、身動き一つ出来ずに上野まで強制送還。
ただひたすらに早く到着。
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